白紙投票「憲政の常道に反する」=石破農水相
9月6日14時42分配信 時事通信
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まさに「その通り」だと思う。
よく「白票を投じ自分達の反対の姿勢を示すのだ!!」という人がいるが、これは大間違い。
単に「選ばなければいけない責任」をかっこつけて放棄しているだけだ。
どんなに最悪な二者択一の状況であったとしても、その「最悪な選択」の状況を招いたのは、それまでに活動してこなかった自分達にある。
だから、その選択の段階になって「白紙・棄権」と逃げ出すのは卑怯で無責任な話でしかない。
こう書くと「周りがそのような状況にしたのだ」と言う人がいるだろう。
だが、それは間違いだ。
それも「自分達が何もせず他人任せにした」結果だ。
悪い状況になるのを見過ごし、他人任せにした自分達の責任だ。
それを「自分は悪くない」「選んで悪くなる責任を取りたくない」と逃げる。
無自覚・無責任にも程があるだろう。
選挙でよく投票率の悪さが指摘される事がある。
この時「少なくとも白紙投票をしているので、無投票の人よりも私達は正しい」という人がいる。
はっきり言ってどちらも「同じ」。
どちらも「役に立っていない」無駄な行為でしかない。
むしろ「参加した気になっている」分、白紙投票をした人間の方が本当は問題だろう。
「自分達が考えて投票する」そして「投票した結果は、投票した自分達が責任を負う」
そんな当たり前の事が通じる世界になって欲しい。
何度も言うが、白票は無責任の表れでしかない。
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さて、では自民党はどうしたらいいのか。
私は思い切って「志位和夫」と投票するのが良いと思う。
なぜなら「民主党よりもまだ共産党の方がマシ」と明確な意思表示をする事になるからだ。
これは棄権や白票ではない。
実際、私自身は「嘘しか言わない・都合よく主張を変える・政治に対する信念がない」民主党よりも、多少間違った路線ではあるが「政治家として信念がある」共産党の方が、国際社会においてもその「立ち位置」は安定すると思っている。
(原則として敵か味方かはっきりする)
国際・国内社会において、何よりも大切なのは「信頼」だ。
これは「考え方が正しい・間違っている」という事とは次元が違う。
「発言と行動・考えていることが一致しているかどうか」という事のみの問題だ。
ここが非常に問題で、今の民主党では「正しい・間違っている」を論ずる以前に「発言と行動の一致(言行一致)」の信頼が低すぎる。
また「政治的信念・方針」自体においても、民主党は「なさ過ぎる」。
民主党は皆に聞いてから考える、状況に応じて考える。と、耳に心地よい言葉を述べてはいるが、その根っこの部分で「基本方針」が存在しない。
その都度場当たり的に立てた「現状の方針」しか存在しない。
これでは、どの社会でも通用しないだろう。
その点、共産党においては「正誤はともかく」、政治理念・基本方針だけは、まずしっかりしている。
そのため、後で議論する段階においても非常に「論点が明確になりやすい」。
国際社会においても「どこまで付き合えばいいか」が非常によく判るため、政治的交渉もしやすくなる。
これが「民主党よりも共産党が優れている」点だ。
何なのか判らない「民主党」よりも、政党としては優れている「共産党」
社会において、今、有益なのは「共産党」の方。
だから、日本という国家の行き先を考えるのであれば、自民党は「内ゲバ」などせずに「志位和夫」と書き、「民主党よりも共産党の方がまだましな政党だ」と宣言することこそが必要だろう。
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