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国会情勢で意見交換=協議は継続―鳩山・小沢会談
6月1日19時31分配信 時事通信
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この国は、どこまで馬鹿な国になれば気が済むのだろうか。
「総理を決める」ために「選挙」があるはずなのに、「選挙」のために「総理」を選ぶ。本末転倒もはなはだしい。
そもそも、なぜ「責任論」で総理を選ぶ話になるのだろうか?
本来、総理としての能力があるかないか「能力論」で判断するべきではないだろうか。
まあ、能力論で言えば『総理としての能力不足』というのは言うまでも無いが。
実際、決断力が無いから権力の座にしがみついて「辞めろと言われなければ自分からは辞めない」となっているのをみればよく判る。
また、今回も民主党自体がだらしない
本来、「日本のリーダーとして」の日本の舵取りをする能力があるかどうかで判断するのが「政権与党」としての責任だろう。
ところが未だに「リーダーを一年おきに変えれば自民党と同じ」「選挙対策のため」という政権論・政局論でしか話ができていないのはおかしい。
実際、鳩山総理に総理大臣としての「能力不足」というのは、誰も否定できない。
今のところ、上層部できちんとこのコメントをしているのは「前原大臣」など少数。
永田メール事件などを見ても判るとおり、前原大臣は今ひとつ弱いところがあるのは事実だが、やはり民主党の中でまだ期待できるのは彼くらいだろう。
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まあ、私としては、もう「どうでもいい」というのが半分ホンネだ。
たとえ参議院で惨敗したとしても民主党は「後3年」政権にしがみつくだろう。
彼らが「闘う」だけの覚悟があるなら別だが、政治も知らず当選したような議員がたくさんいる民主党にその覚悟などあるはずもない。ただひたすら何をいわれようと後3年しがみつくだけだ。そんな状況では解散総選挙など望む事はできないだろう。
結果、この国がまともに進む事などありえないだろう。
この先、選択した国民と止められなかった国民全員が後3年馬鹿な与党に付き合うしかない。
もしかしたら、民主党を支持した国民は「騙されていた」などと安易に被害者ぶるかもしれない。
でもそれは民主党の責任ではない。「自分達が政治を軽んじ」て票を安易に売り渡した民主党支持者と止められなかった自分達の責任なのだ。
これを忘れて「アンチ民主」と言う事で安易に他に流れれば、結局、同じ事を繰り返すだけだろう。
「民主以外」という事は望むところだが、ちゃんと「考えて」投票してほしいところだ。
(ちなみに今、お奨めなのは「日本創新党」<中田氏のところ>。まだ小さな党だけど見る限り期待できる党だと思う)
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ところで、参議院で民主惨敗となった場合についてだが、私自身の読みとしては、小沢幹事長が「民主党から離脱」して自分が使える党をまた選ぶ・作る事になる可能性を一つの視野に入れている。
惨敗したら小沢自身が民主党の中で地位を失う以上、新たに自分の権力基盤を作るために「政界再編」の名の下にまた壊し屋に走り存在感を示す、ということだ。
実際、すでにその方向での「動き」も見えている。
5月24日の公式記者会見で「代表の発言は党の公約」と発言した。
この言葉は状況によっては「代表発言と異なる政府の行為、即ち公約違反をする与党だ」というよう利用できる可能性を秘めている。
この時「小沢も与党の幹事長だろう」と多くの人はいうだろうが、小沢自身は「自分は政権内(閣僚)にいなかったのだから関係ない」と、今現在、逃げを打てる位置にいる。そして「選挙のために一生懸命やったのに、政権(代表)がぶち壊した」と責任転嫁することもできるだろう。
結局、前の時と同じ手を使うのだ。
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