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〜 2年目女子ですがいいですか?
「女性らしさを生かして」ってヘンじゃないですか。
2008年7月28日 月曜日 鈴木雅映子
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経験や性質が作用する以上、「性別」というものも「自分ならでは」というファクターになる。
だが、「男性だから」この仕事に向いている「女性だから」この仕事に向いていると短絡的に考えるのは、どうだろうか?
特に「企画・発想」という面であれば、「女性だから」という事だけで向き不向きを考えれば、自分の発想の多くは「すべての女性」が似たように発想できるという事を主張してる事になり、結局、オリジナリティ(自分だから)という個性の主張ができなくなる。
そうなると「他の女性でも構わない」という事にも繋がり、自分の優位性・必要性が減少する事になるだろう。
また、この考え方は「これは男の仕事だから」と女性を排除していた旧来の考え方の裏返しにしか過ぎないと思う。
本来、個性とは「性別」や「人生経験」、思想・哲学・知識すべてを纏め上げた「自己」に立脚するものだろう。それを「性別」で最初にフィルタリングをかけてしまう。
「男だから」「女だから」と制限を加えてしまう。
この時点で、発展的思考を大きく制限しているようにしか思えない。
特に「自己分析」という面で言えば、重要なファクターの一つではあるが、これを軸にして分析が止まってしまうようでは問題だ。
本文記事3Pより
>ここで滑稽なのは、その時代錯誤な考え方を持つ企業に、これから時代を作っていく学生がもろに影響を受けている事態です。わざわざ自己分析をして、「性差なんて関係ない!自分らしい仕事をしたい!」と標榜しているはずの大学生たちが、企業側のPRのひと言で『私は女だから』と言うようになってしまうのです」。
これは私も同じように考える。
ただ、これは企業側PRだけの問題ではなく、「自己分析」について安易に考えすぎな学生の側にも問題があるだろう。よく就活前に自己分析を行うが、この自己分析を自分で読んだ後、「企業選択」としてしか活用できていない点に私は不満を感じる。
「就職活動のための自己分析」ではあるが、これを「就職活動のためにのみ使う」と無意識に制限してしまっているようでは、到底「多様化」という考え方には結びつかない。
「多様化」とは単に「自分の多様性を活かす」という事で終わるのではなく「あらゆるものの多様性」を活用する。という事こそが大切だろう。
自己分析について言えば、それは「自分というものがどういう傾向か?」という事を表す指標であり、それは通常生活や今後の自分の人生においても活用できるものだ。
(実際、自動車免許取得の時に行われる「性格傾向分析」もその後の「生活」全体の参考に使えるモノだと思う)
だから就職活動という「機会」を利用して行ったとしても、その自己分析は就職活動だけでなくあらゆる分野において利用する事もありだと思う。
しかも「タダ」で分析診断してくれるのだから、これを利用しない手は無いだろう。
このように、
「ありとあらゆるの物の、決められた使い方以外の可能性・使い道を探求する」
それが固定観念の打破に繋がり、多様性の受容に繋がるのではないだろうか。
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実際、生理用品はともかく口紅に関しては「美しく魅せる」ためという事を考えたら、「魅せられる側」の意見というのも大切だと思いますね。
相手に「その色、君がいつもより綺麗に見えるね」と思わせる事が化粧が持つ一つの効用ですから、ならば魅せられる側・男の側の視点というのは使う側と同じように重要な気がします。
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