「私若しくは皇太子殿下の」 (醜悪な妊娠2)
2011-12-23


今上陛下78歳の誕生日を心からお祝い申し上げます。

 さて、お祝い申し上げた直後に、このような発言をする事は問題があるかもしれなないが、この1月あまり様子を見ていて、さすがに年を越える前に一言述べておこうと思う。
 それは秋篠宮の野望、皇太子家を低く見る傾向が前よりも露骨になりつつあるということだ。

 元々、昔の記事(醜悪な妊娠)でも書いている通り、秋篠宮殿下の考え方について皇室として問題があるというのが私の認識だが、その事が今回またも露呈した。

 それは秋篠宮殿下の次のお言葉に表れていた。

文仁親王殿下のお誕生日に際しての記者会見の内容(平成23年11月30日)
宮内庁HPより抜粋。
[URL]
>いわゆる皇室の制度については,皇室典範があります。制度論については,これは国会の論議に委ねることになるわけで,私が何か言うということではありませんけれども,その過程において,今後の皇室の在り方を考えるときには,何らか,私若しくは皇太子殿下の意見を聞いてもらうことがあって良いと思っております。

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 「私若しくは皇太子殿下」この言葉を軽んじてはいけないだろう。

 天皇家においては、皇太子殿下がNO.2であり、秋篠宮殿下はあくまでNO.3に過ぎない。
 先の発言をこの意味で正確に書くと「NO.3もしくはNO.2の意見を聞いてもらうこと」という意味になる。これが明らかにおかしいことに気がつくだろうか。

 本来、「NO.2もしくはNO.3の意見」と述べるのが正しい語順だ。
 にも関わらず、NO.3が自分の順番を優先した。これは、NO.2の皇太子殿下は自分よりも下であると思っていると示した事になる。

 しかも「もしくは」とはどういうつもりだろうか、

−− Yahoo辞書 大辞泉より
【若しくは】
《漢文訓読から生じた語》
[接]どちらか一方を選択するのに用いる語。
 あるいは。さもなければ。または。「行くか、―やめるか」

  同大辞林 より
【若しくは】
〔補説〕 副詞「もし」に副詞語尾「く」、係助詞「は」が付いたもの。漢文訓読に由来する語
1 (接続)
 前後の事柄のうちどちらか一方が選ばれる関係であることを表す。あるいは。

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 この意味からすれば、秋篠宮殿下の発言は「私か皇太子殿下どちらかの意見」を聞いてもらえばよいというものであり、さらに踏み込めば「私の意見を優先して、皇太子殿下の意見は軽んじてもいい」と言っていることになる。

 ここまでふざけた発言はあるだろうか。

 秋篠宮殿下はどこまで皇太子殿下を軽んじれば気が済むのだろうか。

 しかも「または」ではなく「もしくは」という言葉を用いている以上、これは単純なミスで済まされる話ではない。明らかに「意識して」使っていると考えるのが妥当だろう。
 
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 これを単なるいい間違いという人がいるかもしれない。だが、考えて欲しい。

 単なる言い間違いで出てくるレベル。つまり無意識のうちに使っているというならば、それは、秋篠宮殿下にとっては、「私」が「皇太子殿下」より先に出てくるのが当たり前になっているという事になる。
 そちらの方が余計に問題ではないだろうか。

 あまりにも皇太子殿下を馬鹿にしているとしか言いようがないだろう。

 確かに今の皇太子殿下一家にも問題がないとは言わない。
 むしろ問題がありすぎると言ってもいいだろう。

 だが、それでも『秋篠宮殿下が皇太子殿下を軽んじてよい』理由にはならない。それでも「この発言」が許される理由にはなりえない。

 「私もしくは皇太子殿下」という発言。

 意識して使ったのであれば露骨であり野心を隠せていないという事。

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