民主に将なし
2010-12-14


「政治とカネ」も敗因=茨城県議選で菅首相
時事通信 12月13日(月)20時37分配信
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日本国民すべてに私は訴えたい。民主にはすでに将はいない!
実行力もなければ政策も知恵もない!
なのに、なぜその民主に政権を委託し続けなければならないのか!
国民よ!
討つべきは民主党の軟弱な国会議員である。絶対民主主義の名の下に隠れ、何一つ決定する事のできない民主党国会議員に、日本の生き残った一人一人の意志を託すわけにはゆかない!

レビルの演説より抜粋(笑)
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 ふと「ジオンに兵なし」の言葉が頭に浮かんだので、レビルの演説をネットで調べてちょと出だしを書き直してみたが、このまま残り全てを書き直しても、今の状況での民主弾劾の決起文に使えそうな気がしてきた。

……ということで、正式版を今度書いてみようかな。


 さて茨城県議会議員選挙だが、昨日書いたように「負けていない」などとコメントされたらどうしようかと冷や汗ものだった。
 だが「責任の押し付け合い」はしているが敗北したという事実はきちんと認めているようなので一安心というところだ。
 
 ただ民主党では、上にも書いたとおり「責任の押し付け合い」をしていて「自分達が責任を取ろう」とはしておらず、「国民のために」政治をするのではなく「自分の地位」を守るために活動をしている人がほとんどとなっている。

 これは管政権側も、また小沢派も同じだ。
 どちらも「擦り付け合い」を行なっている。

 なぜこんなことになっているのだろう。

 私としては、民主党に「将がいない」という最大の欠点が原因だと考えている。

 民主党は、元々「自分の政策」「自分の考え」で政治主導を行なえるリーダー(将)が極端に少なく、他の党で「一兵卒」だった人間や一般人で「将としての教育・活動」をしてきた事が無い人がその大半を占めている。
 サポーター制度や国民参加という耳障りのいい言葉を使い、一般公募などで地方議員や国会議員を募集した結果だ。
 結局、未だに「烏合の衆」でしかない。

 確かに国民の広い参加を求める事自体は悪い事ではないと思う。

 ただ、周囲で無責任に「その他大勢」として声をあげているだけの時と、自らが「責任ある立場」として行動する時は、当然、考え方も行動も変わる。
 その事をきちんと教育してこなかった。
 これが民主党の最大の過ちであり、そのツケが今になって噴出しているのではないだろうか。

 民主党の上層部としては「大衆」を扇動して「自分達の手駒」として動くだけの兵が欲しかったという事実はあるだろう。だが、実際に「兵しかいない」状況に、「兵が多すぎる」状況になってしまうと、今度は組織としてまともに活動できなくなるという事を想定できなかったのだろうか。
 それは、あまりにも「組織」というものについて理解が足りないとしか思えない。

 まあ「学生運動」という「組織もどき」などで活動して、自分がリーダー的素養があると勘違いしている連中ばかりだから、そのように「組織」を勘違いしてしまうのは仕方がないことなのかもしれないが。

 結局、民主党には「自己の責任を持って」指示できるリーダー(将)がおらず、他人の責任を追及するのが得意なだけの「外野」集団から未だに脱却できていない。
 そのような団体が政権を担ってしまっているというのが、今の日本の不幸というところなのだろう。


 ただ、民主党は、確かに国民目線であると思う。

 なぜなら民主党支持者自身も「投票した自分達は悪くない。足を引っ張る人たちが悪いのだ」という民主党そのものと同じ「自分の責任を認めない」メンタリティの持ち主がほとんどだからだ。


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