『だから』今回、負けたじゃん。
2010-07-29


若手官僚“本音” 厚労相ら沈黙、逆ギレ 組織改革アンケート
7月29日7時56分配信 産経新聞
[URL]

報告会に同席していた長浜博行副大臣は思わず、「『おごっている』の意味が一体何を指しているのか。政治家は国民意識から離れている場合は選挙で負けるが、公務員にはそういった機能がない」とかみついた。 (記事抜粋)

---------
 「驕っている・国民と離れている」と国民自体が感じていたから、民主党は今回の参議院選挙で大敗したのだが。

 そもそも「自由に意見を求めて」おきながら、「自由に書いたら」かみつくというのはどうかと思う。それでは「自分達に都合のいい意見を書くのが当然」だと彼らは思っていることになるのではないだろうか。
 それこそがまさしく「驕っている」状態なのだと思うが、どうだろうか。

 そもそも参議院選挙で『大敗した』という事実がある以上、今の民主党について否定的な意見を持つ国民が多いということは誰にでもわかることだ。
 この点においては、「驕っている」と答えた公務員の方が民主党よりも「国民に近い意識を持っている」といえるのではないだろうか。

 それとも民主党の人間は、大敗しておきながら、「驕っている」と答えた公務員より私たちの方が国民の意識に近いなどというのだろうか?

 まあ「驕っている」人たちである以上、そう考えるのが自然かもしれないが。


 確かに公務員・官僚を批判し是正する事は大切だと思う。

 しかし、民主党はまず「自分達の意識と国民の意識が離れている」という事実をもっとしっかりと見据えるべきだと思う。
 
 「大敗」という事実を「管の失策」などと称して(確かに管の失策の部分もあるが)真の原因である「自分達の失策・見当違い」から目をそらし続けるのだとしたら、これからもさらに国民との意識差が開いていく事だろう。
 政務三役も『自分達は大敗の原因には関係ない』などと考えず、もっとしっかりと「自己反省」するべきだろう。
 
 ……とまあ、これだけ書いてはいるが、民主党の人間が「自己反省」をすることなどほとんどありえないので(失策は他人のせい(首相のせい)にするだけの人たちなので)、今のまま裸の王様が続いていくことは目に見えているのだけどね。

 ……もう、最近政治がらみネタはあまり書く気が起きないよ。
 書いてても虚しいだけだから。

 千葉法相の馬鹿さ加減もさることながら、アレを法相に置いておいて何も文句を言わない民主党議員たちの政治家としての能力不足は、あきれ返るしかない。
 何で、内部からもっと批判がでないんだか。
「法律家あがり」の人間はたくさんいるのに、ほとんど批判が出ない。
 本気で内部の連中もこの状況が「まともな法秩序」だと思っているのかね。
 もし思っているなら、大学の法学概論からもう一回やり直してきて欲しいよ。

 ホントに。

追記:
技術士スパイダーガードの日記 さんから抜粋
[URL]

:「『おごっている』の意味が一体何を指しているのか。政治家は国民意識から
:離れている場合は選挙で負けるが、公務員にはそういった機能がない」と吼え
:たそうだ。

: ほんなら選挙で落選した千葉景子さんはどーなのよ?と、突っ込みたくなるね。

だよね。
ホント、なんでアレの留任に対しては文句を言わないんだか。
とりあえずジャーナリストは、長浜副大臣に
「では、千葉法相は国民の意識から離れているという事でよろしいですね?国民の意識から離れている人が法相にいるという事について動思いますか?」
と聞いてくれないか?
 と、いうか土日の報道系で、必ずこの点を突っ込むヤツがいると思うのだが。

続きを読む

[政治]
[社会]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット