あまり愛校心があるわけではないけれど、それでも、一応、面目を保っているのはうれしいかな?
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合格率40%、トップは東大=新司法試験合格者−法務省
9月13日18時32分配信 時事通信
一応、今回、母校の中大は3位。
元々「法科の中央」といわれるくらい、法律学部としては有名どころだけど、ここ最近ずっと低迷していましたから、よかったかと。
……30までフリーターしたあげく、「ちんたら勉強しなおすのメンドイ」という理由で行政書士試験を受けてそのまま開業。
という極悪非道な自分も、低迷の一員なわけなのですが。(-_-;)
まあ、それは置いておいて。
士業は試験合格者だけが開業できるので、合格者数の多寡がそのまま実務者数の多寡に直結します。
結果、「学閥」というほどのものでもないけど、まあ、出身学校によって微妙に人脈と言うか世界が変わってきます。それなりに。
…なんで、…ねぇ。色々あるのよ。一匹狼をきどっても。
まあ、ともかく。とりあえず3位 よかったかな。
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とは、いいながら、合格率40%というところがなんとも。
結局、数百万円ぶちこんでも
「6割の人は、無駄に投資しただけで終わる」という状況。
確かに、多くの司法浪人が「時間と労力」を見果てぬ夢に賭けていたことからは回避されるようになるかもしれないけど、その代わりに「多額の金銭」が夢と消える状況になりつつあるというのは、ちょっとねぇ。
実際、日本においては「弁護士」って十分足りているし。
「機動力と低コストの法律職」が求められているニーズなのに、準備段階で数百万かかっている状況からのスタート。
イソ弁として、同業者から安く買い叩かれる労働力になりそうな感じがするのですけど…ね。
司法書士や行政書士の方が、「対事業コスト」においては、弁護士より有利だと思います。はい。
まあ、そのため、昨今の日弁連のなりふりかまわない営業戦略は見ていて少し痛々しいくらいです。
(とはいえ、こちら側に対する非常に高飛車な要求は、まるでアメリカがゴリ押しで日本に要求を押し付けているがごとくなので、ちょっと頭にくるところが多いのですが)
コストその他を考えると、司法書士や行政書士は、弁護士の「半分」の収益でもほとんど同利益を保てそうですから。
(しかも「時間拘束」で見ても、法廷に出たり交渉したりする分弁護士の方が不利に感じるしねぇ。)
一仕事あたりの単価は安いけど、利益率でみると、ほぼ同等なのではないでしょうか?
今後、弁護士会や私たち行政書士会、司法書士会はどうなっていくのでしょう?
すでに受容供給バランスが崩れて、経済崩壊が始まっていると、私は思っているのですが。
……もう少し、真面目に今後の予測を立てていかないと厳しいかな?やっぱり。
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