爆弾投下!!
2007-09-12


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安倍総理 退陣表明


…まさか、このタイミングでやってくるとは。


月曜の所信表明演説や、差し違え(辞任覚悟)てのテロ特措法推進。
対する小沢民主党代表の発言など、色々な動きをみていました。

政局に関するコメントは、少し待って金曜日にでもと思っていたのだけど、まさか「今日」この手を打ってくるとはね。

さすがにここまでは読めませんでしたね……

というか、予想はしていたけど、「最後の手段」なので安倍総理にそれだけの度量は無いと読んでいたのですが……

よく踏み切った。というか、ぶっ壊れたというか。
やはりとどめは、小沢民主党代表の「党首会談拒否」だったのでしょう。

まあ、これで困るのが民主党。
元々、民主党が攻撃していたのは「安倍総理の指導力不足」、そのために「安倍総理」に代わり「小沢総理」をという作戦。

「自民党」と「民主党」と比べた場合、「政権担当能力」としては「自民党」の方が信頼があります。これは、半数以上の国民は今でもそう思っているでしょう。
そのため、「自民党」を攻撃するよりも「トップの安倍が駄目だから」、「小沢がトップの民主党へ」ということで優位性を保っていたのですが、
ここで、その「トップ」が辞任。

これで民主党は振り上げたこぶしをおろせなくなりました。

しかも民主党は「安倍退陣」を要求していただけに、「今辞めるのは卑怯だ」と言うこともできない。

かといって「自分たちの力で辞めさせることができた」と勝利宣言をすることもできません。
なぜなら、「自民党のトップ」が替わるだけで「民主党」が第一党になったわけではないのですから。

さらに「党首交代」によって、「今度こそ自民党は立ち直るかも」と自民党期待票もしばらく増えるでしょう。

なので、この辞任。誰にとって損かといえば、完全に「民主党」です。

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自民党は「安倍被害からの復興」「あだ討ち合戦」と意気があがります。
一方民主党は「攻撃目標の喪失」ということで、当分混乱します。

小沢代表も「きついことを言っても、今辞める度量は無いだろう」と思って、攻撃したのでしょうけど、これが悪手でしたね。
結果、「安倍がかわしてドロン」という、自民党にとっては最上、安倍にとっては撤退。民主党にとっては最悪。という事態におちいったのですから。

…まあ、うまくまとまっていないけど、2時からの会見を見たいから、とりあえずこれでアップ
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